原発

原発についての話

今日で地震発生から早1か月が経ちましたが、被災地ではまだまだ大変な状況が続いています。一刻も早い、そして希望が持てる復興を心から祈っています。このような地震、津波の甚大な被害にも関わらず、原発への対応を迫られている政府は、この原発事故のおか…

原発と子供の癌発症率

今回は2007の12月に報告されたドイツの幼児白血病と原発の関連について書こうと思います。「原発の近くに住んでいる5歳未満の子供の癌の発症率が他と比べて高い」という研究結果が報告されました。この報告書はKikk-Studie(Epidemiologische Studie zu Kre…

原発を無くす

前回は原発を無くすことが先決問題だということを書きました。私たちが安心して家族や友人、近所の人たちと住み慣れた場所で幸せに暮らしていくためには、大事故の危険がある原発はどうしても止める必要があります。 しかし原子力エネルギーが無かったら日本…

原発政策

今回の福島原発の事故を受け、3月15日の時点でドイツ政府は7つの古い原発を一時停止させることを決定しました。そしてドイツ国内のすべての原発について安全性の確認をすることを決めています。この対応は非常に早かったと驚いていますが、直後に迫る選…

原発延長

きょうも新聞記事からの報告をします。10月29日(2010)のBadische Zeitungの一面にドイツの原子力発電所延期運転に関する記事がありました。28日に行われたドイツ連邦議会(下院)で原発の延長稼働が盛り込まれたエネルギー法案が賛成308、反…

原発停止の延期を決定

先日9月10日(2010)のBadische Zeitungの原発に関する記事を紹介します。メルケル政権はドイツの原子力発電所の運転期間を平均12年延長することを決定しました。それに対し他の電力会社は原発の運営会社に対しる税金の徴収を要求しています。しかし、メルケル…

脱脱原発

24年前の今日(1986年4 月26日)チェルノブイリの原発事故がありました。この日に先駆け4月24日の土曜日に原子力発電所があるドイツのシュレスウィヒ・ホルシュタイン州のブルンスビュッテルとクリュメル間で"脱脱原発"の反対デモが大規模に行われました。10万…